
「昭和30年代のノスタルジー」 昭和32年8月 初代ミゼット発売 。昭和33年に東京タワーが完成、高速道や新幹線が開業し、39年に東京オリンピックが開催されました。貧しかった日本はワクワク感のある昭和の成長期に入ったのです。そんなノスタルジーさを映画化した「ALWAYS三丁目の夕日」の時代背景を昭和レトロパーク「湯布院昭和館」-ALWAYS-でお楽しみください。同じ時代に日本全国を放浪し、九州に多くの足跡を残した山下清画伯作品の常設展示もお楽しみください。

昭和館とは、昭和のレトロテーマパークです。
昭和が終わって二十数年が過ぎ、4月29日が「昭和の日」となり、平成生まれの子供たちが成人式を迎え、折しも昭和の時代をテーマとした映画が人気を呼び、昭和懐古ブームとなっております。
昭和は太平洋戦争を境に「軍国主義から民主主義」へ、「農業国から工業国」へ、と激変を遂げた時代でもありました。私たちの身の周りでも「和食から洋食」へ、「和服から洋服」へと、大きく変化しました。
工業の発展と共に農村の機械化が進み、余剰労働力が都会へと民族の大移動が始まり、家庭の電化は女性の労働力が軽減され女性の社会進出を促しました。科学の発展は農薬・化学肥料を普及し、食糧増産を促し戦後の食糧不足が解消されました。科学繊維の発明、増産により衣類も豊富になり、「物不足から物余り」の時代へと変貌を遂げ、特に自動車の普及は私たちの生活を大きく変えました。しかし、私たちは便利さを求めた余り、昭和初期には考えられなかった病気を生み出し、「地球温暖化」という大きな社会問題をも抱える結果となりました。私たちは、大切なことを昭和に置き去りにしてきたのではないでしょうか?消費が美徳とされ、捨てられようとしていた身の周りの品々・・・。そんな昭和の遺産を収集し、再現した昭和の建物の中に展示し皆様に見ていただくことによって、昭和を振り返ると共に21世紀の社会がどうあるべきかを考える原点になればと願っております。
株式会社フードツーリズム
代表取締役 岩井 克海

「ALWAYS 三丁目の夕日」の
時代背景をお楽しみ下さい。
昭和33年(1958年)の東京の下町を舞台とし、夕日町三丁目に暮らす人々の暖かな交流を描くドラマに仕上がっている(当時の港区愛宕町界隈を想定している)。
建設中の東京タワーや上野駅、蒸気機関車C62、東京都電など当時の東京の街並みをミニチュアとVFX(CG)で再現した点が特徴である。
昭和30年代の街並みが再現されたコンピュータシミュレーションでは、東京工科大学メディア学部の研究室が協力した。
映画に出てくる、三丁目の住宅、商店、街並みは全てセットで再現されており、東宝第2、9ステージ及び、館林市大西飛行場に建設されたオープンセットで撮影された。三輪自動車ミゼット、家電、店内の商品などはほとんどが各地から集められた本物である。
山崎貴監督によると、当時の現実的情景の再現以上に、人々の記憶や心に存在しているイメージ的情景の再生を重視したようである。
興行では、公開1週目と2週目に興行首位を記録、2005年に200万人超を動員した。全国200館を越す映画館で上映延長が決定し、年越しロングラン上映となった。最終興行収入32.3億円。
また、多くの映画賞を受賞し、高い評価を得ている。2005年12月22日、日本アカデミー賞(日本テレビ)において全部門(13部門)で受賞。2006年3月3日、日本アカデミー賞の最優秀賞発表では、この13部門の内12部門で最優秀賞を獲得した。
この映画の影響の一つに、薬師丸ひろ子の「NHK紅白歌合戦」の出演が挙げられる。この映画のヒットや彼女の演技が高く評価され、2005年12月28日に「紅白歌合戦」の審査員として出演することが発表され、31日に出演した。
公開中から続編の制作が噂されてきたが、2006年11月に『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の制作が発表された。本作のラストシーンから4カ月後の昭和34年(1959年)春を舞台に描かれ、本作の出演者がほぼそのまま出演した。2007年1月クランクイン、2007年11月3日公開。2007年10月15日、東京日本橋で映画の発表会が行われた。
さらに、昭和39年(1964年)を舞台にした3作目の『ALWAYS 三丁目の夕日'64』が2012年1月21日に公開された。
安倍晋三(第90代内閣総理大臣)著『美しい国へ』(文藝春秋)の中で、「映画『三丁目の夕日』が描いたもの」として、本作品が書かれている。また、2007年4月に中華人民共和国温家宝首相が日中会談で安倍晋三との会談の際に、本作を観たと述べた。
2006年12月1日に『金曜ロードショー』でテレビ初放送(45分拡大)され、22.5%の高視聴率を記録した。また2007年11月2日にも、続編の公開前日特番として同枠で2回目の放送(45分拡大)を行い、こちらも20.8%という高視聴率をマークした。2010年4月9日(30分拡大)・2012年1月13日にも同枠で放送された。
※ウィキペディアより引用